LEDの影響
愛知県庁周辺１
名古屋城の近く（三の丸）に、官庁街があり、そこに
建築様式がとても特徴的な名古屋市役所と、愛知県庁が並んでいます。
その目の前を走るのは、交通量の多い大津通りです。
補修の跡がいくつも見られますが、新たな亀裂が縦横に走っています。
名古屋市役所前の歩道です。
囲いの石組み？が崩れてきています。
その先は、盛り上がり、
大きくずれています。
これ以上街路樹が成長したら、どうなってしまうのでしょうか。
地震にも弱く、危ないと思います。
建物の入り口へ近寄ってみると
ひび割れや雨の汚れ、コンクリートの溶けだしなどが見られます。
ポーチ屋根のひさし部分内側
（左）コンクリートの溶けだし （右）雨に当たる部分に見られる劣化
雨水による汚れと劣化が見られます
出入り口のスペース部分は新しく舗装されているようですが、植栽は枯れてきています。
すぐ隣にある愛知県庁です。
天守閣のような屋根とは違い、建物は西洋式ですが、コンクリートに劣化が見られます。
破れたような様相ですが、これもコンクリートの溶けだしなのか、崩れなのか…。
あちこちで見られます。
入り口ポーチへのスロープです。
水の流れが分かるように、黒く変色しています。（右）亀裂も見られます。
ポーチの屋根の内側（天井）です。
雨が伝ってくるのか、亀裂が入っています。
こちらの天井部分にも
こちらは、コンクリートが溶けだし、変色してきています。
ポーチ屋根のコンクリートがずれているように見えますが…
正面入り口の階段を見てみると、
アスファルトの変形とコンクリートの溶けだしが、入り混じっています。
LED水となった雨が、この劣化を助長していると思われます。
そして、ひび割れ。
どうもこの建物は、重要文化財に指定されたようです。
大切にしていくためには、LED化を止めることが一番だと思います。
そうやって、見上げた先に見えたのは、
屋根内側の素材の溶けだしと変色・劣化です。
水に弱いコンクリートは、LED水となった雨水で、驚く程の速さで劣化していってしまいます。
駐車場のある地面を見やると、
亀裂が入っています。
その先の駐車場へ続くブロックの床面も、あちこち劣化しています。
建物を抜けて、名古屋市役所と愛知県庁の間へ出ました。
駐輪される自転車のほとんどが、LEDライトを使用しているのではないでしょうか。
楠の根が地面の下で、動いているかのようです。（実際にはゆっくり動いているのですが）
大津通りからほんの数十メートル内側に入っただけですが、湿度がぐんとアップしています。
そして、ここに生えている樹木たちの様相が、驚くほどに普通ではありません。
注意書きの立て看の足元ですが、苔生しています。ものすごい湿度で、雨が乾かずにいます。
一本中に入った道です。苔生しています。
ここに生えている木々は、弱り果て、皆苔の温床になっています。
まるで、神社の中を歩いているような雰囲気です。
間伐材で作られているようですが、この空間では、あっという間に朽ちてしまいます。
向かいに知事公館がありました。
正面の塀が、雨水で汚れてしまっています。
塀の石組みも、劣化が始まっています。
門の劣化
駐車場あたりの歩道
タイルが浮いたり沈んだり、ぼこぼこになってきています。
車道にはヒビが
先ほど横を通った庁舎です。工事中のようですが、
LED環境の中では劣化を速めてしまいます。
名古屋市公館前
街路樹はぼろぼろ、木の根元の歩道は盛り上がっています。
写真では分かりにくいですが、タイルに段差ができています。
駐車場への入り口
その隣
普通の木には見えません。
和風の入り口（門？）がありましたが、その屋根はシダ類がびっしり生えています。
その下の石畳は、ひび割れています。
歩道へ出てまた、歩き始めるとカラスがいました。
上の方で、別のカラスが鳴いています。
そういえば、名古屋市役所あたりでも、カラスが鳴いていました。
（県庁にいたカラス）
この辺りにはたくさん棲んでいるようです。
□で囲まれているあたりが、名古屋城です。（本丸は○）
官庁などは□（三の丸周辺）に集まっていて、ここでは○あたりを歩いてみました。
ルートはこんな感じです。（←北）
何となく理由のわからない緊張感を感じたのですが、
いまだに、お城に実権があった時の空気が、そこにあったのかもしれません。
LEDと併せて、未来へは持ってはいけないものです。
（2017年8月20日撮影）
こちらのサイトで、LEDの影響の見られる映像をたくさんご覧いただけます。